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2015年04月17日

第2721問

【第2721問】
『 源氏物語 』 において、光源氏の母である母桐壺の更衣や光源氏に愛された夕顔が荼毘にふされた場所はどこか。

ア、化野  イ、蓮台野  ウ、鳥辺野  エ、九条山

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【第2721問】

<解答>  ウ、鳥辺野

<解説>  鳥辺野は広く阿弥陀が峰の西麓を指し、古来より化野蓮台野と並ぶ京都の代表的な葬送の地で、吉田兼好の 『 徒然草 』 にも 「 化野の露消ゆることなく、鳥辺野の煙立ちさらで・・・ 」 という一文がある。火葬の習慣は平安時代半ばに上流階級から始まり、 『 源氏物語 』 でもその様子が描かれている。光源氏の母である桐壺の更衣は光源氏が幼い頃にこちらで荼毘に付され、次には愛する夕顔を突然に失って鳥辺野に送り、晩年には紫の上をも見送ることとなった。
  九条山は、蹴上から東山を越えて山科へ向かう際に通過する周辺の呼称で、かつてはこの付近に処刑場があったとされ、現在も山裾には 「 萬霊供養塔 」 、 「 南無阿弥陀仏 」 と刻まれた墓碑が2基置かれている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)歴史・史跡
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