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【第2073問】
祇園祭発祥の地でもある神泉苑について誤った文章はどれか。

ア、真言宗大覚寺派に属する神泉苑は、平安京遷都以来、天皇が使う池として 「 御池 」 と呼ばれた。
イ、平安時代は雨乞いの祈祷が度々行われ、空海と守敏大徳の 「 雨乞い合戦 」 が知られている。
ウ、静御前もこちらで祈祷の舞を奉納し、源義経と運命的な出会いをはたしている。
エ、今年の恵方の方角をお参りできる恵方社は、近年恵方詣りをする参拝者に人気を呼んでいる。

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【第2073問】

＜解答＞　ア、真言宗大覚寺派に属する神泉苑は、平安京遷都以来、天皇が使う池として 「 御池 」 と呼ばれた。

＜解説＞　真言宗東寺派に属する神泉苑は、平安京遷都以来、天皇が使う池として 「 御池 」 と呼ばれ、大切に守られてきた。祇園祭の起こりは、全国の疫病退散を願って66本の鉾を立てて祇園社 （ 現在の八坂神社 ） から神泉苑に送ったことに由来している。また平安時代は雨乞いの祈祷が度々行われ、空海と守敏大徳の 「 雨乞い合戦 」 の逸話が知られている。また平安末期には白拍子として名高かった静御前もこちらで祈祷の舞を奉納し、源義経と運命的な出会いをはたしている。境内の中心には、弘法大師空海が雨乞い合戦を演じたことに由来する善女竜王社があり、また今年の恵方の方角をお参りできる恵方社は、近年恵方詣りをする参拝者に人気を呼んでいる。（3級）