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2009年04月05日

第470問

【第470問】
京田辺市にある酬恩庵の住職であったのは誰か。

ア、沢庵  イ、一休  ウ、良寛  エ、袋中

↓解答はこちら

【第470問】

<解答> イ、一休

<解説> 一休は室町時代の禅僧である。京都の生まれで相国寺で修行を行い、早くから詩歌の才能を示した。また大徳寺の高僧、華叟宗曇 ( かそう そうどん ) の弟子となって印可状を与えられるがこれを辞して、詩·狂歌·書画と風狂の生活を送ったとされる。天皇から民衆に至るまで親しく接し、晩年は酬恩庵に住んだが、勅命により大徳寺の住職も兼ねて再興にも尽力した。
  沢庵は江戸前期の禅僧である。兵庫県の出石の生まれで、37歳という若さで大徳寺住職となったが3日で出奔した。その後、紫衣事件に関って島流しにあったが、後に許されて徳川家光の帰依をうけ、東海寺の住職となった。良寛は江戸時代の曹洞宗の僧侶で、越後に生まれ、民衆に分かりやすく仏法を説き続けた。名書家として知られ、生涯寺を持たず、子供の純粋な心を愛して戯れるその姿は多くの人々の記憶に残った。袋中は安土桃山時代から江戸時代にかけての浄土宗の僧侶である。福島県に生まれ、明に渡れずに沖縄で教化を行い、京都三条の檀王法林寺を再興し、東山五条に袋中庵を建立した。生涯で多くの著作を残し、浄土宗の発展に大きく貢献した。(3級)

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Posted by きょうすけ at 22:24│Comments(0)神社・寺院
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