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2015年11月10日

第2927問

【第2927問】
町堂として信仰を集めてきた六角堂内にある建物といえばどれか。

ア、芭蕉堂  イ、空也堂  ウ、法然上人御堂  エ、親鸞堂

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【第2927問】

<解答>  エ、親鸞堂
  
<解説>  六角堂は、聖徳太子が四天王寺の木材を求めてこの地を訪れ、六角の小堂を建てて念持仏の如意輪観音を安置したのに始まる。その後、嵯峨天皇の勅願寺となって栄えるとともに、町堂として民衆の信仰を集めてきた。平安末期には親鸞聖人が100日参籠し、聖徳太子から夢告を受けて法然を訪ねるきっかけとなったほか、第12世住職の池坊専慶は立花の名手として活躍し、華道池坊の発祥の地ともなった。境内には親鸞聖人の逸話を後世に伝えるべく親鸞堂が建立され、中には六角堂での夢告を聞く 「 夢想之像 」 と六角堂参籠の姿を刻んだ 「 草鞋の御影 」 が安置されている。
  与謝蕪村らによって建立された芭蕉堂は金福寺境内にあり、法然上人の木像が安置された法然上人御堂は知恩院の境内にあり、空也上人が創建したとされる空也堂とは、紫雲山光勝寺極楽院 ( しうんざんこうしょうじごくらくいん ) と号する天台宗寺院の通称名である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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