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2014年12月21日

第2604問

【第2604問】
最澄が最初に法華経の講義を行い、空海が住持を務めた寺院はどこか。

ア、乙訓寺  イ、東寺  ウ、神光院  エ、神護寺

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【第2604問】

<解答>  エ、神護寺

<解説>  高雄にある神護寺は、延暦年間 ( 782 ~ 806 ) に、平安京遷都で功績のあった和気清麻呂が、河内国に建立した神願寺 ( じんがんじ ) を、天長元 ( 824 ) 年に高雄山に移し、もともとあった高雄山寺と合併して勅願寺となった。天台宗を開いた最澄もこちらで法華経の講義を行い、その名声を飛躍的に高めている。その後、大同4 ( 809 ) 年に唐から帰国した空海が入寺し、14年に渡って住持を勤め、灌頂壇を築いて密教の拠点とした。
   長岡京市にある乙訓寺 ( おとくにでら ) は、空海が唐から帰国して京都に来た時に最初に入った寺院であり、東寺は空海が嵯峨天皇から与えらて真言密教の根本道場として寺院であり、西賀茂にある神光院 ( じんこういん ) は、空海が修行を行った地に創建され、仁和寺と東寺とともに京都の三弘法と呼ばれるようになった寺院である。(3級)


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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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