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2014年04月26日

第2365問

【第2365問】
京都の日蓮宗本堂で最古の遺構を持つ寺院はどこか。

ア、本隆寺  イ、本能寺  ウ、宝塔寺  エ、立本寺

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【第2365問】

<解答>  ウ、宝塔寺

<解説>  宝塔寺は、京都で日蓮宗を広めた日像上人の墓があることから寺名がついた。当初は真言宗であったが、延慶年間 ( 1308 ~ 1311 ) に住持であった良桂 ( りょうけい ) が、日像上人に帰依して日蓮宗に改めたという。本堂は慶長13 ( 1608 ) 年の建築で、京都の日蓮宗本堂としては最古の遺構であり、永享10 ( 1438 ) 年建立の多宝塔も京都最古で重要文化財となっている。
  西陣にある本隆寺の本堂は、 「 天明の大火 」 を潜り抜け、このことから本隆寺は 「 不焼寺 ( やけずのてら ) 」 と呼ばれている。織田信長が亡くなったとされる本能寺は、その後、寺町御池に移転しており、本堂は昭和3 ( 1928 ) 年の再建である。島左近の墓がある立本寺は、享保3 ( 1743 ) に建立された本堂を持っている。本堂正面に掲げられた額に入った 「 立本寺 」 の文字は、 「 寛永の三筆 」 の一人である本阿弥光悦の筆によるものである。(2級)

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Posted by きょうすけ at 17:01│Comments(0)神社・寺院
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