2014年04月16日
第2355問
【第2355問】
次のうち本尊が薬師如来ではない寺院はどこか。
ア、仁和寺 イ、延暦寺 ウ、醍醐寺 エ、神護寺
↓解答はこちら
次のうち本尊が薬師如来ではない寺院はどこか。
ア、仁和寺 イ、延暦寺 ウ、醍醐寺 エ、神護寺
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【第2355問】
<解答> ア、仁和寺
<解説> 仁和寺の本尊は金堂に祀られており、阿弥陀如来と脇侍の観音菩薩、勢至菩薩の三尊形式をとる。創建当時から阿弥陀如来が本尊であったと考えられ、その当時の阿弥陀三尊は霊宝館に安置されている。また御室御殿にある霊明殿には、秘仏ながらも国宝指定を受けた薬師如来が祀られている。昭和61 ( 1986 ) 年に初めて学術調査が行われ、二重の厨子に入った、高さ10cmほどの小さな坐像であるが、極めて細部まで精巧に作られており、保存状態としてはほぼ完全に近い形で残されていることが判明した。彩色はほとんどほどこされておらず、素地に切金で彩られた美しい像は、作者とされる平安後期に活躍した仏師、円勢、長円らの高い技量が示されている。
他の選択肢である、延暦寺、醍醐寺、東寺は、全て本尊が薬師如来である。(3級)
<解答> ア、仁和寺
<解説> 仁和寺の本尊は金堂に祀られており、阿弥陀如来と脇侍の観音菩薩、勢至菩薩の三尊形式をとる。創建当時から阿弥陀如来が本尊であったと考えられ、その当時の阿弥陀三尊は霊宝館に安置されている。また御室御殿にある霊明殿には、秘仏ながらも国宝指定を受けた薬師如来が祀られている。昭和61 ( 1986 ) 年に初めて学術調査が行われ、二重の厨子に入った、高さ10cmほどの小さな坐像であるが、極めて細部まで精巧に作られており、保存状態としてはほぼ完全に近い形で残されていることが判明した。彩色はほとんどほどこされておらず、素地に切金で彩られた美しい像は、作者とされる平安後期に活躍した仏師、円勢、長円らの高い技量が示されている。
他の選択肢である、延暦寺、醍醐寺、東寺は、全て本尊が薬師如来である。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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