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2013年08月22日

第2121問

【第2121問】
六地蔵めぐりの歴史の中で、重要な役割を果たした人物はだれか。

ア、藤原成親  イ、西光法師  ウ、俊寛僧都  エ、平康頼

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【第2121問】

<解答> イ、西光法師 

<解説> 六地蔵めぐりは、 『 源平盛衰記 』 の巻六に、 「 保元年間 ( 1156 ~ 59 ) 、西光法師によって七道の辻に六体の地蔵尊を安置し、廻り地蔵と名づけた。その七ヶ所とは、四宮河原、木幡の里、造道、西七条、蓮台野、みぞろ池、西坂本である 」 と記されているのが記録に残る最初とされる。その後も、室町時代、江戸時代と様々な書物に風習として登場し、近世の六地蔵めぐりはほぼ江戸時代の寛文年間に成立したと考えられる。唯一、深泥池の横にあった鞍馬街道沿いの地蔵が、明治維新後に現在の鞍馬口にある上善寺に移されてきたことが変わった点である。
  その他の選択肢である藤原成親 ( ふじわらのなりちか ) 、俊寛僧都 ( しゅんかんそうず ) 、平康頼 ( たいらのやすより ) は全て西光法師とともに、平家の転覆の密談を行った 「 鹿ケ谷の陰謀 」 事件で捕えられた人物達である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 19:04│Comments(0)生活・行事
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