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【第2004問】
かつての長岡京中心部にある日蓮宗の寺院といえばどれか。

ア、妙光寺　　イ、妙満寺　　ウ、本圀寺　　エ、南真経寺

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【第2004問】

＜解答＞　エ、南真経寺

＜解説＞　長岡京の太極殿の西側にある南真経寺 （ みなみしんきょうじ ） は、鎌倉末期に日像上人が畿内に開いた最初の寺院であり、江戸初期に北真経寺と二分するまでは一つの真経寺であった。南北に二分後は北真経寺は 「 檀林 」 と呼ばれて僧侶が学問をする場所とて発展し、南真経寺は民衆への布教を担当した。
　その他の寺院も、京都市内から少し離れた場所にある日蓮宗寺院である。妙光寺は右京区宇多野にある臨済宗の寺院で、かつて建仁寺の国宝 「 風神雷神図屏風 」 を所蔵していた。妙満寺は洛北岩倉にある顕本法華宗の総本山で、雪月花三名園の 「 雪の庭 」 や 「 安珍・清姫の鐘 」 を持つことで知られている。本圀寺は、六条堀川にあって妙顕寺とともに日蓮宗の京都における二大拠点であったが、昭和46 （ 1971 ） 年に山科へ移転した。（3級）