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【第1693問】
『 源氏物語 』 ゆかりの寺院である大雲寺の鎮守社といえばどれか。

ア、石座神社　　イ、福王子神社　　ウ、地主神社　　エ、県神社

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【第1693問】

＜解答＞　ア、石座神社

＜解説＞　石座神社 （ いわくらじんじゃ ） は、天禄2 （ 971 ） 年に隣接する大雲寺創建にあたって、石座神社 （ 現在の山住神社 ） から岩倉の産土神である石座大明神を勧請し、鎮守社としたのが起こりである。以来、1000年以上の長きに渡って岩倉の産土神として深く尊崇されてきた。大雲寺は、源氏物語の舞台としても登場する洛北の大寺 （ 小規模となって現存 ） で、物語では、光源氏がこちらで若紫と出会うシーンが描かれている。
　福王子神社は、仁和寺を創建した宇多天皇の母にあたる班子皇后が祀られており、仁和寺の鎮守社である。地主神社は清水寺の本殿の裏側にあって縁結びの社として知られ、清水寺の鎮守社である。県神社 （ あがたじんじゃ ） は毎年6月5日から翌6日にかけて行われる県祭で知られ、平等院の鎮守社である。（2級）