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2010年05月27日

第938問

【第938問】
次のうち天台五箇室門跡の一つに数えられるのはどれか。

ア、実相院  イ、革堂  ウ、善峯寺  エ、毘沙門堂

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【第938問】

<解答> エ、毘沙門堂

<解説> 毘沙門堂は、前身である出雲寺の創始にさかのぼれば奈良時代の行基にたどり着く古刹である。現在の形に復興したのは、徳川家康の側近を勤めた天海とその弟子である公海の頃で、後西天皇の皇子である公弁法親王が入寺されて以来、門跡寺院となった。
  実相院は現在単立寺院であるが、元々天台宗寺門派に属していた。寛喜元 ( 1229 ) 年に創建された後、代々摂関家の子弟が代々入寺したことから 「 岩倉門跡 」 とも称される。革堂は、寛弘5 ( 1004 ) 年に行円によって創建された。行円は常に鹿の皮を着ていたたため、 「 皮の聖 」 と呼ばれ寺名もこの故事によるものである。善峯寺は源算が創建し、天喜元 ( 1053 ) 年に後の後三条天皇の皇后のための安産祈願をすると、男子 ( 白河天皇 ) が生まれたことから安産祈願の信仰が盛んとなった。また青蓮院の各法親王が代々住職を務めたことから、 「 西山宮門跡 」 と称された。(3級)

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Posted by きょうすけ at 20:54│Comments(0)神社・寺院
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