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2009年09月28日

第647問

【第647問】
次のうち火災から逃れて 「 焼けずの寺 」 と呼ばれるのはどれか。

ア、広隆寺  イ、千本釈迦堂  ウ、本隆寺  エ、六波羅蜜寺

↓解答はこちら

【第647問】

<解答> ウ、本隆寺

<解説> 本隆寺は西陣にある日蓮宗の真門流の総本山で、天明8 ( 1788 ) 年に起こった天明の大火では、山門・鐘楼・方丈・塔頭を焼失するものの、本堂・祖師堂・宝庫は消失を免れた。このことから 「 焼けずの寺 」 と呼ばれるようになった。境内には 「 夜泣き止めの松 」 があることでも知られている。
  広隆寺には永万元 ( 1165 ) 年に再建された講堂がある。近世の修理などによって外観部分はほとんど古い部材は残っていないものの、京都に残る数少ない平安建築の一つである。安貞元 ( 1227 ) 年に創建された千本釈迦堂の本堂は、応仁の乱の中心地にありながら、西軍の大将であった山名宗全が、 「 このお堂だけはなんとしてでも守り抜け! 」 と命じたことにより火災から免れた。六波羅蜜寺の本堂も、応仁の乱から奇跡的に焼失を免れた。(3級)

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)神社・寺院
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