2009年08月27日
第615問
【第615問】
行願寺 ( 通称革堂 ) は都七福神で何を祀っているか。
ア、寿老神 イ、福禄寿神 ウ、弁財天 エ、大黒天
↓解答はこちら
行願寺 ( 通称革堂 ) は都七福神で何を祀っているか。
ア、寿老神 イ、福禄寿神 ウ、弁財天 エ、大黒天
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【第615問】
<解答> ア、寿老神
<解説> 寿老神を祀っているのは行願寺で、平安初期に行円上人によって創建され、西国三十三所観音霊場めぐりの十九番札所となっている。行円上人は鹿の皮を常に着ていたので皮聖と呼ばれ、寺院の通称名となった。創建当時は一条通にあったが、豊臣秀吉によって現所に移築された。
福禄寿神を祀るのは赤山禅院である。円仁の遺命によって、仁和4 ( 888 ) 年に弟子の安慧によって創建され、延暦寺の別院となった。本尊は赤山明神 ( 泰山府君 ) で、京都御所の表鬼門に祀られ、方除けの神として信仰を集めている。秋の紅葉の時期は境内を多い尽くす紅葉が素晴らしい。弁財天を祀るのは六波羅蜜寺である。空也上人によって天暦5 ( 951 ) 年に創建され、空也上人像でも知られている。また本尊の十一面観音は国宝に指定され、本堂も応仁の乱を潜り抜けて重要文化財に指定された貴重なものである。正月に参拝すると空也上人が村上天皇に献じたことに由来する皇服茶や弁財天初稲穂が授与される。大黒天は松ヶ崎妙円寺に祀られている。元和2 ( 1616 ) 年に日英によって創建され、「 松ヶ崎の大黒さん 」 として親しまれている。 その他の七福神は、毘沙門天が東寺、布袋尊が萬福寺、ゑびす神がゑびす神社である。
<解答> ア、寿老神
<解説> 寿老神を祀っているのは行願寺で、平安初期に行円上人によって創建され、西国三十三所観音霊場めぐりの十九番札所となっている。行円上人は鹿の皮を常に着ていたので皮聖と呼ばれ、寺院の通称名となった。創建当時は一条通にあったが、豊臣秀吉によって現所に移築された。
福禄寿神を祀るのは赤山禅院である。円仁の遺命によって、仁和4 ( 888 ) 年に弟子の安慧によって創建され、延暦寺の別院となった。本尊は赤山明神 ( 泰山府君 ) で、京都御所の表鬼門に祀られ、方除けの神として信仰を集めている。秋の紅葉の時期は境内を多い尽くす紅葉が素晴らしい。弁財天を祀るのは六波羅蜜寺である。空也上人によって天暦5 ( 951 ) 年に創建され、空也上人像でも知られている。また本尊の十一面観音は国宝に指定され、本堂も応仁の乱を潜り抜けて重要文化財に指定された貴重なものである。正月に参拝すると空也上人が村上天皇に献じたことに由来する皇服茶や弁財天初稲穂が授与される。大黒天は松ヶ崎妙円寺に祀られている。元和2 ( 1616 ) 年に日英によって創建され、「 松ヶ崎の大黒さん 」 として親しまれている。 その他の七福神は、毘沙門天が東寺、布袋尊が萬福寺、ゑびす神がゑびす神社である。
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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