京つう

歴史・文化・祭り  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2008年12月25日

第369問

【第369問】
千利休とともに楽焼碗において様々な名品を生み出したのはだれか。

ア、西村道仁  イ、長次郎  ウ、浄林  エ、後藤光乗

↓解答はこちら

【第369問】

<解答> イ、長次郎

<解説> 長次郎は安土桃山時代の陶芸家で、千利休の指導により楽焼を創始した。千家十職 ( せんけじゅっしょく ) の一つであり、以後代々樂吉左衛門 ( らく きちざえもん ) という名を襲名しており、現在は15代目当主がその技法を守り伝えている。ろくろを使わず手びねりで成形を行なう独自の工法が特徴である。上京区油小路中立売上ルにある樂美術館では樂家歴代の逸品を見学することができる。
  西村道仁 ( にしむらどうにん ) は三条釜座に住んで茶釜を製作し 「 天下一 」 と称された。織田信長や武野紹鷗の茶釜も作ったとされる。浄林も三条釜座に住んだ京釜師で、室町後期から続き、代々の当主は清右衛門という名を襲名している。中京区三条通新町西入ルにある大西清右衛門美術館では代々の名品を見学できる。後藤光乗 ( ごとうこうじょう ) は金工家であり、織田信長や豊臣秀吉の信頼を得て、後に金座を支配していく基盤を築いた。(2級)

同じカテゴリー(建築・庭園・美術)の記事画像
第1403問
第364問
同じカテゴリー(建築・庭園・美術)の記事
 第3319問 (2016-12-07 23:59)
 第3318問 (2016-12-06 23:59)
 第3308問 (2016-11-26 23:59)
 第3305問 (2016-11-23 23:59)
 第3296問 (2016-11-14 23:59)
 第3284問 (2016-11-02 23:59)

Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)建築・庭園・美術
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。