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2011年09月05日

第1403問

【第1403問】
神護寺にある愛染明王の作者は誰か。

ア、会理  イ、定慶  ウ、康円  エ、院覚

↓解答はこちら

【第1403問】

<解答> ウ、康円

<解説> 神護寺は延暦年間 ( 782 ~ 806 ) に、平安京遷都で功績のあった和気清麻呂が、河内国に建立した神願寺 ( じんがんじ ) を、天長元 ( 824 ) 年に高雄山に移し、もともとあった高雄山寺と合併して勅願寺となった。天台宗を開いた最澄もこちらで法華経の講義を行い、唐から帰国した空海が入寺し、14年に渡って住持を勤め、灌頂壇を築いて密教の拠点とした。そのため多くの寺宝が残されており、仏像では本尊の国宝薬師如如来の他に、五大虚空蔵菩薩坐像、運慶の子であり康円 ( こうえん ) 作の愛染明王 ( 写真 ) 、板彫弘法大師像などがある。
 会理 ( えり ) は平安中期の真言宗の僧だが、仏像彫刻に才能を発揮し、東寺食堂に安置されていた千手観音像や上醍醐の薬師如来像などを造った。定慶という名の仏師は複数存在し、奈良の興福寺で活躍した定慶 ( じょうけい ) と、肥後別当定慶 ( ひごべっとうじょうけい ) がいる。京都で活躍したのは後者で、代表作には鞍馬寺の聖観音立像や、千本釈迦堂の六観音像などがある。院覚 ( いんかく ) は、定朝の流れをくむ院派の中心仏師であり、法金剛院の阿弥陀如来坐像の作者として知られている。(2級)

康円作の神護寺の愛染明王 ( 東京国立博物館寄託 ) 


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