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2008年07月13日

第204問

【第204問】
京都の京阪三条駅の上で、御所の方を向いて土下座している銅像は誰か。

ア、 高山彦九郎  イ、林子平  ウ、蒲生君平  エ、梅田雲浜

↓ 解答はこちら

【第204問】

< 解答 >  ア、高山彦九郎

< 解説 >  高山彦九郎は江戸中期の尊王家で、御所が荒れ果ててるのをみて、三条大橋で土下座して詫びるという奇行で知られ、林子平蒲生君平と共に、 「 寛政の三奇人 」 と呼ばれる。現在でも三条大橋には御所に向いて土下座する像があり、京都市民の待ち合わせ場所に使われるなど、三条京阪駅界隈のシンボルの一つになっている。
 梅田雲浜は幕末の若狭小浜藩士で、尊攘論を唱えたが、安政の大獄で捕らえられ、江戸で刑死した。 (2級)

<一言> 一般的には 「 土下座像 」 で知られてますけど、高山彦九郎っていう名前を知らない人が大半でしょうね。寛政の頃は奇人とされましたが、幕末に尊皇攘夷の思想が盛んになれば一気にその評価が見直され、ついに銅像ですからねぇ。時代による思想の変化を感じますね。



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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)自然・観光
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