2013年07月09日
第2077問
【第2077問】
友禅染など染色に関わる会社が多いのはどのエリアか。
ア、堀川沿い イ、鴨川沿い ウ、桂川沿い エ、白川沿い
↓解答はこちら
友禅染など染色に関わる会社が多いのはどのエリアか。
ア、堀川沿い イ、鴨川沿い ウ、桂川沿い エ、白川沿い
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【第2077問】
<解答> ア、堀川沿い
<解説> 堀川沿いには友禅染の会社が現在も数多く残っている。近くに神泉苑が広がっていたように、地下水が豊富であったこと、また町の中心部を流れる堀川の水を使えたということ、西陣織の生産地である西陣にも近いという点など複数の理由が挙げられる。現在、堀川六角の交差点から北東に位置する町中に、ひっそりと越後神社が佇んでいるが、この境内の一角には、かつて 「 型友禅 」 を編み出して友禅染の量産化に成功した廣瀬治助が建てた工場址があり、現在も汲み上げられた水で小さい池を形成している。
他の選択肢の川沿いに何か特別な産業が発達したということはないが、桂川の上流は保津川であり、川筏を汲んで多くの材木が運ばれてきた。また白川上流からはら白川石という名石が採集でき、京都で発展した枯山水の造園に大きく貢献してきた。(3級)
<解答> ア、堀川沿い
<解説> 堀川沿いには友禅染の会社が現在も数多く残っている。近くに神泉苑が広がっていたように、地下水が豊富であったこと、また町の中心部を流れる堀川の水を使えたということ、西陣織の生産地である西陣にも近いという点など複数の理由が挙げられる。現在、堀川六角の交差点から北東に位置する町中に、ひっそりと越後神社が佇んでいるが、この境内の一角には、かつて 「 型友禅 」 を編み出して友禅染の量産化に成功した廣瀬治助が建てた工場址があり、現在も汲み上げられた水で小さい池を形成している。
他の選択肢の川沿いに何か特別な産業が発達したということはないが、桂川の上流は保津川であり、川筏を汲んで多くの材木が運ばれてきた。また白川上流からはら白川石という名石が採集でき、京都で発展した枯山水の造園に大きく貢献してきた。(3級)
Posted by きょうすけ at 10:06│Comments(0)
│芸術・文化