目指せ！京都力アップ

【第2005問】
次のうち西国街道沿いに建つ文化財となっている住宅といえばどれか。

ア、杉本家住宅　　イ、川崎家住宅　　ウ、須田家住宅　　エ、長江家住宅

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【第2005問】

＜解答＞　ウ、須田家住宅

＜解説＞　西国街道は、狭義には京都の東寺前から西宮まで続く街道で、平安時代から江戸時代に至るまで幹線道路として利用されてきた。中でも向日市を走る西国街道沿いには須田家住宅や中小路家住宅が残っており、風情ある雰囲気を今に伝えている。須田家は屋号を 「 松葉屋 」 といい、明治30年代まで醤油を販売していた商家で、京都府指定の有形文化財に登録されている。
　他の選択肢はすべて祇園祭の山鉾町にある町家である。洛中で最大規模を誇る杉本家住宅は伯牙山町にあり、 「 紫織庵 （ しおりあん ） 」 として一般公開されている川崎家住宅は八幡山町にあり、2012年 「 京の夏の旅 」 で特別公開された長江家住宅は船鉾町にある。