2012年02月06日
第1558問
【第1558問】
本尊が末法思想とともに造立された阿弥陀如来ではない寺院はどれか。
ア、長講堂 イ、法金剛院 ウ、仁和寺 エ、法界寺
↓解答はこちら
本尊が末法思想とともに造立された阿弥陀如来ではない寺院はどれか。
ア、長講堂 イ、法金剛院 ウ、仁和寺 エ、法界寺
↓解答はこちら
【第1558問】
<解答> ウ、仁和寺
<解説> 仁和寺は仁和4 ( 888 ) 年に宇多天皇によって創建され、本尊である阿弥陀三尊は一木造で密教の影響がみられる。同様の作例に清凉寺の阿弥陀如来坐像も挙げられる。
その他の選択肢は全て末法思想の影響下で制作されたと考えられる。平等院の定朝作の阿弥陀如来坐像がその代表作であるが、長講堂の阿弥陀如来は後白河法皇の念持仏であり、法金剛院の阿弥陀如来は定朝の流れを汲む院覚の作であり、日野にある法界寺の阿弥陀如来坐像は、日野家出身の親鸞聖人が最初に拝んだ阿弥陀如来坐像である。(3級)
<解答> ウ、仁和寺
<解説> 仁和寺は仁和4 ( 888 ) 年に宇多天皇によって創建され、本尊である阿弥陀三尊は一木造で密教の影響がみられる。同様の作例に清凉寺の阿弥陀如来坐像も挙げられる。
その他の選択肢は全て末法思想の影響下で制作されたと考えられる。平等院の定朝作の阿弥陀如来坐像がその代表作であるが、長講堂の阿弥陀如来は後白河法皇の念持仏であり、法金剛院の阿弥陀如来は定朝の流れを汲む院覚の作であり、日野にある法界寺の阿弥陀如来坐像は、日野家出身の親鸞聖人が最初に拝んだ阿弥陀如来坐像である。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術