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【第2459問】

黄檗宗大本山である萬福寺について誤っている文章はどれか。
ア、徳川家綱の帰依をうけた隠元隆琦が開いた寺院である。
イ、本堂にあたる大雄宝殿では、釈迦三尊像と十六羅漢が祀られている。
ウ、三門入口手前には、菊舎尼の歌が歌碑として刻まれてる。
エ、玄関にあたる天王殿では、布袋尊像、四天王像、韋駄天像が祀られている。

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【第2459問】

＜解答＞　 イ、本堂にあたる大雄宝殿では、釈迦三尊像と十六羅漢が祀られている。

＜解説＞　 黄檗宗の大本山である萬福寺は、寛文元 （ 1661 ） 年に徳川家綱の帰依をうけた隠元隆琦によって創建された　伽藍はすべて中国風で統一され、僧侶であり歌人でもあった菊舎尼は、 「 三門を 出ずれば 日本ぞ 茶摘唄 」 という歌を残しており、三門前に歌碑が建っている。
　 中央には、中国では弥勒菩薩の化身とされる布袋尊像が祀られている。その後ろのひときわ大きな建物が大雄宝殿であり、本尊である釈迦如来立像と脇侍の迦葉と阿難が中央部に祀られている。さらに両側には、異国情緒漂う十八羅漢が祀られている。（2級）