2016年12月06日
第3318問
【第3318問】
東寺の仏像の中で、空海が直接指揮をとって造営された仏像はどれか。
ア、薬師如来坐像 ( 重文 ) イ、兜跋毘沙門天立像 ( 国宝 )
ウ、弘法大師坐像 ( 国宝 ) エ、不動明王坐像 ( 国宝 )
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東寺の仏像の中で、空海が直接指揮をとって造営された仏像はどれか。
ア、薬師如来坐像 ( 重文 ) イ、兜跋毘沙門天立像 ( 国宝 )
ウ、弘法大師坐像 ( 国宝 ) エ、不動明王坐像 ( 国宝 )
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【第3318問】
<解答> エ、不動明王坐像 ( 国宝 )
<解説> 不動明王坐像 ( 国宝 ) を中心に、隆三世 ( ごうさんぜ ) 、軍荼利 ( ぐんだり ) 、大威徳 ( だいいとく ) 、金剛夜叉 ( こんごうやしゃ ) の五種類を合わせて 「 五大明王 」 と呼び、その姿は五智如来が煩悩に惑う人々を救うために化身したものである。空海が講堂内部に描いた立体曼荼羅 ( 真言密教における仏の世界を立体的に描いたもの ) の左側の一群をなす。講堂内部にある21体の仏像の中でもほぼ完全に創建当時の状態を保っており、空海が指揮をとって造られたと考えられ、最も古い時期に属する明王像の一つである。
薬師如来坐像 ( 重文 ) は東寺の本尊であり、康正 ( こうしょう ) によって桃山時代に造られた。兜跋毘沙門天立像 ( 国宝 ) は、平安時代に作者は不明ながら羅城門の上にあったとされ、現在は東寺の宝物館に安置されている。弘法大師坐像 ( 国宝 ) は大師堂 ( 御影堂 ) に祀られており、運慶の四男とされる康勝 ( こうしょう ) によって鎌倉時代に造られた。(2級)
<解答> エ、不動明王坐像 ( 国宝 )
<解説> 不動明王坐像 ( 国宝 ) を中心に、隆三世 ( ごうさんぜ ) 、軍荼利 ( ぐんだり ) 、大威徳 ( だいいとく ) 、金剛夜叉 ( こんごうやしゃ ) の五種類を合わせて 「 五大明王 」 と呼び、その姿は五智如来が煩悩に惑う人々を救うために化身したものである。空海が講堂内部に描いた立体曼荼羅 ( 真言密教における仏の世界を立体的に描いたもの ) の左側の一群をなす。講堂内部にある21体の仏像の中でもほぼ完全に創建当時の状態を保っており、空海が指揮をとって造られたと考えられ、最も古い時期に属する明王像の一つである。
薬師如来坐像 ( 重文 ) は東寺の本尊であり、康正 ( こうしょう ) によって桃山時代に造られた。兜跋毘沙門天立像 ( 国宝 ) は、平安時代に作者は不明ながら羅城門の上にあったとされ、現在は東寺の宝物館に安置されている。弘法大師坐像 ( 国宝 ) は大師堂 ( 御影堂 ) に祀られており、運慶の四男とされる康勝 ( こうしょう ) によって鎌倉時代に造られた。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術