第2636問

きょうすけ

2015年01月22日 23:59

【第2636問】
伏見の深草にある墨染寺を再興した戦国武将は誰か。

ア、豊臣秀吉  イ、前田利常  ウ、直江兼続  エ、小早川隆景

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【第2636問】

<解答>  ア、豊臣秀吉

<解説>  「 桜寺 」 との別称もつ墨染寺は、平安中期に関白を務めた藤原基経の死を悼み、上野峯雄 ( かんつけのみねお ) が 「 深草の野辺の桜し心あらば 今年ばかりは墨染に咲け 」 と詠んだところ、本当に薄墨色の桜を咲かせたことから墨染寺と呼ばれるようになった。その後、衰微していたが、この話を聞いた豊臣秀吉が、日秀上人に土地を与えて再興させたという。現在も狭い境内に桜が多く植えられており、その片隅には三代目の墨染桜も見ることができる。
  加賀の戦国大名であった前田利常は、一休寺の名で知られる酬恩庵を再興し、会津の戦国大名であった上杉景勝の家老・直江兼続は、 「 額縁門 」 で知られる天寧寺を再興し、中国地方を支配した毛利家の武将であった小早川隆景は、大徳寺の黄梅院を再興した。(2級)
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