第2212問

きょうすけ

2013年11月23日 21:36

【第2212問】
浄土宗西山禅林寺派総本山の永観堂は、誰によって創建されたか。

ア、戒算  イ、真紹  ウ、増誉  エ、寂源

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【第2212問】

<解答> イ、真紹

<解説> 永観堂は、真紹によって創建され、貞観5 ( 863 ) 年に清和天皇によって定額寺として認められた真言密教の寺院である。第7代目の住持であった永観の頃から浄土色を強め、鎌倉初期の静遍の代になって浄土宗の寺院となった。本尊は 「 見返り阿弥陀 」 と名のついた振り返った姿の珍しい阿弥陀立像であり、境内全体が楓の木に覆われていることから 「 紅葉の永観堂 」 として知られている。
  戒算 ( かいさん ) は西山の紅葉名所でもある善峯寺の開山であり、増誉 ( ぞうよ ) は修験道を統括する聖護院の開山であり、寂源 ( じゃくげん ) は本年 ( 2013年 ) に、開創1000年を迎えた大原の勝林院の開山である。(3級)
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