第1904問
【第1904問】
桂宮家の菩提寺として相国寺にある寺院はどこか。
ア、大光明寺 イ、瑞春院 ウ、慈照院 エ、大聖寺
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【第1904問】
<解答> ウ、
慈照院
<解説>
慈照院は、かつては大徳院という名であったが、足利義政の菩提寺となってからは義政の法名が寺名となった。その後、江戸時代に入ると桂離宮を手がけた八条宮智仁親王 ( はちじょうのみやとしひとしんのう ) や、子である智忠親王が出た八条宮家 ( 桂宮家 ) の菩提寺ともなった。茶室は千宗旦好みとされ、宗旦狐の掛け軸も所持している。
大光明寺は相国寺の塔頭の一つで、普賢菩薩を本尊としている。
瑞春院は通称 「 雁の寺 」 と呼ばれ、水上勉の小説の舞台となった。
大聖寺は 「 御寺御所 」 と呼ばれ、足利義満が正室の叔母にあたる無相定円を、花の御所内に住まわせたことが起こりとなった。(2級)
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