第1843問
【第1843問】
藤森神社で行われる 「 駈馬神事 」 の由来に出てくる人物は誰か。
ア、神功皇后 イ、天武天皇 ウ、舎人親王 エ、早良親王
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【第1843問】
<解答> エ、
早良親王
<解説> 藤森神社の歴史は平安京遷都以前にさかのぼるとされ、伝説では
神功皇后が軍旗や武具をこの地に埋めてお祀りしたのが始まりと伝えられている。本殿に
神功皇后、スサノオノミコトほか5神、東殿に
天武天皇、
舎人親王、西本殿に
早良親王ほか2神の計12神が祀られており、皇室や武家から庶民まで崇敬があつく、中でも勝運と馬の神社として知られている。
5月5日に行われる 「 藤森祭 」 は菖蒲の節句発祥の祭として知られ、節句に飾られる武者人形には藤森の神様が宿るとされている。一説には桓武天皇の実弟で、後に非業の死を遂げる
早良親王が、陸奥の反乱の
征討将軍として当社に詣でて戦勝を祈願したのが5月5日であり、これが現在の藤森祭のハイライトともいうべき 「 駈馬神事 」 の元となったとされている。(2級)
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