第3問

きょうすけ

2008年01月03日 11:30

【第3問】
二条城の二の丸庭園は誰によって作庭されたか。

ア、金森宗和 イ、狩野探幽 ウ、藤堂高虎 エ、小堀政一

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【第3問】

< 解答 >  エ、小堀政一

< 解説 >  当代きっての作庭家といえば、 小堀政一 ( 小堀遠州 ) である。 多くの作庭を手がけており、大徳寺孤篷庵、南禅寺金地院などは、代表的な庭園である。 また千利休、古田織部の流れを継ぐ茶道においては徳川将軍家の指南役も務めた。 加えて書画や和歌にもすぐれた才能を発揮し、王朝文化の理念と茶道を結びつけた 「 綺麗さび 」 という独自の茶道を創始した。
  金森宗和 は江戸時代初期の茶人で大徳寺真珠庵の茶室 「 庭玉軒 」 や金閣寺の茶室 「 夕佳亭 」 ( せっかてい ) などは宗和好みと称される。
 狩野探幽 は16歳で江戸幕府の御用絵師となり漢画の手法を取り入れ多様な画風を示した。 二条城では二の丸御殿の障壁画や襖絵を描いている。 また妙心寺の 法堂天井 の 「 雲龍図 」 ( 八方にらみの龍 ) も代表作である。
  藤堂高虎 は豊臣・徳川の時代を巧みに生き抜いた武将。 築城の名手で、二条城では縄張りを担当した。 また 南禅寺の三門 を寄進したことでも知られる。
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