第1667問

きょうすけ

2012年05月24日 10:00

【第1667問】
伏見稲荷大社を創建した人物とされるのは誰か。

ア、秦忌寸都理  イ、秦和賀  ウ、秦伊呂具  エ、秦河勝

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【第1667問】

<解答> ウ、秦伊呂具

<解説> 伏見稲荷大社は、全国に約3万 ( 4万とも ) あるとされる稲荷神社の総本宮で、和銅4 ( 711 ) 年に秦伊呂具 ( はたのいろぐ ) によって創建された。一説には秦伊呂具が餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥になって山の峰に飛んでいき、そこから稲が生えたので、イネナリからイナリという社名になったと伝わる。その後、空海が東寺の鎮守社として稲荷神を祀り、さらに歴代天皇の行幸とともに、民間にも広く信仰されるようになった。
 秦忌寸都理 ( はたのいみきとり ) は松尾大社を創建し、秦和賀は国宝の釈迦如来坐像を持つ蟹満寺の創建に関わったとされ、秦河勝は聖徳太子のブレーンとして活躍し、太秦に広隆寺を創建した。(3級)
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