第1074問

きょうすけ

2010年10月09日 23:59

【第1074問】
鯖街道と呼ばれる道へ通じる出入口をなんと呼ぶか。

ア、粟田口  イ、長坂口  ウ、荒神口  エ、大原口

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【第1074問】

<解答> エ、大原口

<解説> 京都には、古来よりあった京都へ出入口が存在し、豊臣秀吉お御土居の造営によって出入口として定着した。俗に 「 京の七口 」 と呼ばれるが、必ずしも七つと固定されていたわけではない。主なものを列挙すると、鞍馬口 ( 鞍馬街道 ) は鞍馬へ、大原口 ( 若狭街道、通称鯖街道 ) は八瀬、大原を経て朽木、若狭へ、荒神口は北白川から山中越を経て滋賀へ、粟田口 ( 東海道 ) は蹴上から山科を経て東へ、伏見口 ( 伏見街道 ) は伏見から奈良へ、竹田口 ( 竹田街道 ) は竹田から伏見港へ、鳥羽口 ( 西国街道、鳥羽街道 ) は山崎から西宮を経て西へと、鳥羽から淀へ、丹波口 ( 山陰街道 ) は亀岡から丹波へ、長坂口は京見峠を越えて長坂越を経て杉坂へ ( その後、周山街道の開通で衰微 ) 、となっている。(3級)

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