第1066問

きょうすけ

2010年10月01日 23:59

【第1066問】
徳川秀忠寄進による建物といえばどれか。

ア、仁和寺・五重塔  イ、知恩院・三門  ウ、清水寺・本堂  エ、延暦寺・根本中堂

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【第1066問】

<解答> イ、知恩院・三門 

<解説> 知恩院・三門は、元和7 ( 1621 ) 年に江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の寄進によって建立された。日本に現存する木造建築の門としては最大規模を誇り、上層の軒を支える組物など細部に禅宗様式の建築が見られる。上層内部には釈迦如来や十六羅漢像が祀られ、天井や壁には狩野派によって描かれたと伝えられる天女や飛龍の図が極彩色で描かれている。
 仁和寺・五重塔、清水寺・本堂、延暦寺・根本中堂はすべて秀忠の後を継いだ徳川家光の寄進によるものである。家光は他にも知恩院の御影堂、京都御所、週学院離宮、東寺の五重塔など多くの建造物再建に寄進を行っている。(3級)
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