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2009年03月05日

第439問

【第439問】
幕末の女性で江戸幕府大老井伊直弼と関係が深かったのは誰か。

ア、村山たか女  イ、幾松  ウ、大田垣連月  エ、お龍

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【第439問】

<解答> ア、村山たか女

<解説> 村山たか女は、彦根藩にて隠遁生活を送っていた井伊直弼の寵愛を得た。後に彦根藩主となり、江戸幕府の大老へと駆け上がった直弼に、村山たか女は京都にあって隠密行動をとり、反幕府側の貴重な情報を伝えつづけたため、後の安政の大獄へと繋がった。そのため、直弼が桜田門外で非業の死を遂げると、たか女も捕まって三条大橋で晒されたが、助けられ金福寺にて余生を過ごした。
  幾松は幕末、三本木の名妓であり、桂小五郎と恋仲になった。献身的に桂を支え、明治時代になって晴れて夫婦となっている。現在、そのゆかりの場所は料亭 「 幾松 」 として営業を続けている。大田垣蓮月は、歌人として多くの幕末の志士と交流し、 「 蓮月焼 」 と称された自詠の歌を彫り込んだ陶芸にもその才を発揮した。そうして得た財は惜しげもなく飢饉救済などの事業に寄付し、多方面にその生き方は影響を与えた。お龍は坂本龍馬に出会い、その自由奔放な性格と、真っ直ぐな心を気に入られ、龍馬が懇意にしていた寺田屋に預けられて奉公することになった。ある晩、風呂に入っていると庭先に怪しい影がちらついていた。瞬時に龍馬を狙った敵だと見抜いたお龍は、裸のまま階段を駆け上がって龍馬に知らせ、おかげで龍馬は辛くも難を逃れたと伝わっている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 16:28│Comments(0)歴史・史跡
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