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2009年02月12日

第418問

【第418問】
清閑寺の側に陵墓がある天皇は誰か。

ア、陽成天皇  イ、高倉天皇  ウ、花山天皇  エ、文徳天皇

↓解答はこちら

【第418問】

<解答> イ、高倉天皇

<解説> 高倉天皇は、後醍醐天皇の後白河天皇の第7皇子で、第80代目の天皇となった。中宮に平清盛の娘である平徳子を迎え、二人の間には後の安徳天皇が生まれた。しかし高倉天皇には琴の名手として知られた小督局という恋人がいた。そのことに気がついた平清盛は、激怒して小督局を無理やり出家させたため、高倉天皇は悲嘆にくれ、病で崩御したと伝わる。清閑寺の側にある高倉天皇陵の中には、小督局のものとされる石塔が寄り添うように立っている。
  陽成天皇は第57代天皇で、清和天皇の第一皇子として9歳で帝位につくものの、時の権力者であった藤原基経と折合いが悪く、17歳で強制的に退位させられた。しかし、その後は上皇となって65年の長きにわたって生き、最も上皇歴の長い天皇となった。花山天皇は第65代目の天皇で、冷泉天皇の第一皇子として17歳で即位したが、有力な外戚をもたず、わずか2年後の19歳で退位して仏門に入った。その後、自ら西国三十三箇所を巡礼して再興し、中興の祖となった。昨年は、花山天皇が亡くなって1000年を迎えたため、西国三十三箇所観音霊場の札所が、それぞれ本尊のご開帳を順次行った。( 今年と来年も引き続きご開帳は行われる。 ) 文徳天皇は第55代目の天皇で、第1皇子の惟喬親王を次期皇位にと考えていたが、台頭してきた藤原良房はそれに反対し、対立が次第に深まるなかで、病によって崩御した。(2級)

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)神社・寺院
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