京つう

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2009年01月27日

第402問

【第402問】
京都について述べた本を著した作家の中で、法師が少年の案内によって京見物をしている様子を描いたのは誰か。

ア、中川喜雲  イ、浅井了意  ウ、水雲堂孤松子  エ、滝沢馬琴

↓解答はこちら

【第402問】

<解答> ア、中川喜雲

<解説> 江戸時代中期には既に京都は古都として認知され、観光ブームが起こっていた。その火付け役として京都の名所案内記があり、代表的な作家が取り上げられている。中川喜雲 「 京童 」 は、問いの筋書きに合致する。その後編である 「 京童跡追 」 も刊行された。
  浅井了意は 名所記 「 京雀 」 を、水雲堂孤松子は実用的な観光案内書である 「 京羽二重 」 を刊行した。滝沢馬琴は 「 羇旅曼録 ( きりょまんろく ) 」 の一説に、 「 京に良きもの三つあり、寺社、賀茂川の水、女子 」 と述べている。(2級)

<その他> 十返舎一九が著した 「 東海道中膝栗毛 」 は、まさに東海道を歩いて京都見物にくる 「 弥次さん、喜多さん 」 が描かれており、現在三条大橋西詰南側に、二人の銅像が建っている。

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(2)自然・観光
この記事へのコメント
解答と解説とに齟齬があります。
Posted by まろ at 2009年01月31日 08:54
「羇旅曼録」は、'きりょまんろく'ではないでしょうか。
Posted by まろ at 2009年01月31日 15:52
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