2009年01月14日
第389問
【第389問】
おくどさんの荒神棚に並べるのはどれか。
ア、寿老人 イ、弁財天 ウ、大黒天 エ、布袋
↓解答はこちら
おくどさんの荒神棚に並べるのはどれか。
ア、寿老人 イ、弁財天 ウ、大黒天 エ、布袋
↓解答はこちら
【第389問】
<解答> エ、布袋
<解説> おくどさん ( 台所 ) の荒神棚には布袋さんを並べる。京都の風習として、家を建てると初午の日に伏見稲荷大社に参拝して、伏見人形の布袋さんを買って帰って台所に並べ、これを七年続けると七福神に通じるとされる。もしその間に不幸がおきると一からまた買い足していく。都七福神では萬福寺の布袋さん ( 弥勒菩薩の化身とされる ) が知られている。
寿老人は長寿の神とされ、不死の霊薬が入った瓢箪を運び、長寿と自然との調和のシンボルである鹿を従え、人々の難を払う団扇を持っている。都七福神では行願寺 ( 革堂 ) へ参拝する。弁財天はインドの河の神としてはじまり、河の流れの連想から音楽、学芸、福徳と幅広いご利益があり、かつては弁才天であったものが、 「 才 」 は音が 「 財 」 に通じることから、次第に弁財天と表記されることが増え、財宝神としての性格をもつようになった。都七福神では六波羅蜜寺が知られている。大黒天は、インドの護法神として憤怒の表情をしていたが、日本に入って大国主命と結びついて五穀豊穣の神様としての特徴を持つようになった。表情も怒りから笑みへと変わり、江戸時代になると米俵に乗って福袋と打出の小槌を持つ現在のスタイルとなった。都七福神では松ヶ崎大黒天こと妙円寺へお参りする。(3級)
<解答> エ、布袋
<解説> おくどさん ( 台所 ) の荒神棚には布袋さんを並べる。京都の風習として、家を建てると初午の日に伏見稲荷大社に参拝して、伏見人形の布袋さんを買って帰って台所に並べ、これを七年続けると七福神に通じるとされる。もしその間に不幸がおきると一からまた買い足していく。都七福神では萬福寺の布袋さん ( 弥勒菩薩の化身とされる ) が知られている。
寿老人は長寿の神とされ、不死の霊薬が入った瓢箪を運び、長寿と自然との調和のシンボルである鹿を従え、人々の難を払う団扇を持っている。都七福神では行願寺 ( 革堂 ) へ参拝する。弁財天はインドの河の神としてはじまり、河の流れの連想から音楽、学芸、福徳と幅広いご利益があり、かつては弁才天であったものが、 「 才 」 は音が 「 財 」 に通じることから、次第に弁財天と表記されることが増え、財宝神としての性格をもつようになった。都七福神では六波羅蜜寺が知られている。大黒天は、インドの護法神として憤怒の表情をしていたが、日本に入って大国主命と結びついて五穀豊穣の神様としての特徴を持つようになった。表情も怒りから笑みへと変わり、江戸時代になると米俵に乗って福袋と打出の小槌を持つ現在のスタイルとなった。都七福神では松ヶ崎大黒天こと妙円寺へお参りする。(3級)
Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)
│生活・行事