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2008年12月28日

第372問

【第372問】
加賀前田家の茶道の指南役となったのは誰か。

ア、千宗旦  イ、千宗室  ウ、千宗左  エ、千宗守

↓解答はこちら

【第372問】

<解答> イ、千宗室

<解説> 千宗室千宗旦の四男で、裏千家を興した。茶室は宗旦が晩年営んだ今日庵を引き継いた。また経済的基盤を確立する意図もあって加賀前田家に出仕し、藩主前田利常の茶頭となった。
  千宗旦は千利休の孫にあたり、千家再興が許されると地盤確立に尽力した。次第に名声を得るものの決して大名に仕えることなく孤高を守り、 「 乞食宗旦 」 と呼ばれたが、自らの子供たちにはそれぞれ大名に出仕させている。千宗左は千宗旦の三男で、宗旦から家督を譲られ茶室不審菴を営んだ。宗旦の助力もあり、紀州徳川家に仕えることとなった。千宗守は宗旦の二男で、当初は塗師の家に養子に入ったが、後に戻って武者小路小川に官休庵を営んだ。また讃岐高松の松平家の茶頭となり、代々出仕することとなった。

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)芸術・文化
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