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2008年12月17日

第361問

【第361問】
「 綺麗さび 」 を主張し、大徳寺の孤蓬庵を創建した人物は誰か。

ア、金森宗和  イ、武野紹鷗  ウ、細川三斎  エ、小堀遠州

↓解答はこちら

【第361問】

<解答> エ、小堀遠州

<解説> 小堀遠州は茶人、建築家、作庭家として大きな足跡を残した。茶人としては古田織部に学んで遠州流の祖となり、建築及び作庭の代表作としては、大覚寺宸殿、大徳寺竜光院密庵席 ( みったんせき ) 、二条城二の丸庭園、青蓮院霧島の庭、南禅寺方丈庭園、金地院鶴亀の庭など数多くあげられる。
  金森宗和は古田織部や小堀遠州に学びながら優雅な作法を確立し、公家の間で人気となったため、姫宗和流と呼ばれている。金閣寺の茶室である夕佳亭は宗和好みとして知られている。武野紹鷗は千利休の師匠にあたり、村田珠光の創始した侘び茶を発展させた。大徳寺の黄梅院の昨夢軒は武野紹鷗好みとされる。細川三斎は大名でありながら千利休の高弟で、細川家の菩提寺である大徳寺の高桐院には利休から送れた燈籠 ( 現在細川夫妻の墓石として使用 ) や三斎好みの茶室松向軒がある。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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