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2008年10月31日

第314問

【第314問】
相国寺に参禅した江戸時代の画家といえば誰か。

ア、池大雅 イ、与謝蕪村 ウ、伊藤若冲 エ、円山応挙

↓解答はこちら

【第314問】

<解答> ウ、伊藤若冲

<解説> 伊藤若冲は錦市場にある青物問屋の跡継ぎとして生まれたが、家業を40歳で弟に譲った後は、絵を描くことに専心した。禅の師であった相国寺の禅僧・大典顕常から 「 若冲 」 という居士号を与えられるなど、相国寺にゆかりがあったため、代表作の 「 動植綵絵 」 30幅は相国寺に寄進された ( 現在は宮内庁が管轄 )。墓は相国寺と晩年を過ごした石峰寺の2箇所にある。
  池大雅は京都生まれで、後述する与謝蕪村とともに文人画の大成者とされる。洛西にある池大雅美術館では、若年より晩年までの作品を所蔵し、50数点を常時展示する。与謝蕪村は俳諧を学び、松尾芭蕉にあこがれて、 「 芭風回帰 」 を主張し、江戸俳諧中興の祖といわれる。一乗寺にある金福寺を再興した際に、芭蕉庵という茶室を造り、その傍らに墓がある。円山応挙は写生を重んじた画風を創出し、京都画壇の主流を占めた円山派の祖となった。(2級)

<一言> これは伊藤若冲の生い立ちを知らないといけないため難易度が高いですね。

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)建築・庭園・美術
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