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2008年09月16日

第269問

【第269問】
「 わすれては波のおとかとおもうなり 枕に近き庭の松風 」 と詠んだのは誰か。

ア、 顕如上人  イ、教如上人  ウ、准如上人  エ、蓮如上人

↓ 解答はこちら

【第269問】

< 解答 >  ア、顕如上人

< 解説 >  顕如上人は本願寺の第11代門主であり、戦国時代に織田信長と石山本願寺を舞台に石山合戦を繰り広げた。京菓子の松風は、その際に考案され、兵糧にも使われたという。後に顕如上人が、その頃をおもって詠んだ歌から名前がついた。現在でも西本願寺の御用菓子である。
教如上人は顕如上人の長男であり、石山合戦では最後まで徹底抗戦を貫いた。准如上人は教如上人の弟であったが、父顕如上人との仲が悪化した教如上人にかわって本願寺を継いだ。これに不服を示していた教如上人に対して、徳川家康は現在の七条烏丸に土地を与えたため、本願寺は東西で二分されることとなった。蓮如上人は本願寺第8代目の門主であり、吉崎御坊を栄えさせ、ついで山科本願寺、石山本願寺を築き、中興の祖と呼ばれている。(3級)

<一言> 浄土真宗は、現在は東西本願寺合わせて2万末寺2000万人信徒ともいわる大勢力ですね。


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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)生活・行事
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