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【第262問】
次の真言宗の寺院と本尊の組み合わせが正しいのはどれか。

ア、 智積院・如意輪観音　　イ、六波羅蜜寺・五大明王　　 ウ、東寺･薬師如来　　エ、隨心院・大日如来

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【第262問】

＜ 解答 ＞　　ウ、東寺･薬師如来

＜ 解説 ＞　　真言宗の寺院は、古い宗派ということもあり、各寺院の歴史的な背景もあって、様々な本尊が祀られている。智積院の本尊といえば大日如来であり、隨心院の本尊が如意輪観音である。六波羅蜜寺の本尊は十一面観音で、五大明王を本尊とするのは大覚寺である。
東寺は講堂の大日如来が名高いが、本尊は薬師如来であることに注意。おなじく本尊が薬師如来の真言宗の寺院は、神護寺、醍醐寺、法界寺 （ 有名な阿弥陀堂の阿弥陀如来ではない！ ）などがある。（３級）

＜一言＞　他にも真言宗は阿弥陀、釈迦、弥勒、千手観音、虚空蔵、閻魔、歓喜天、聖観音、地蔵など様々な本尊をもっています。