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【第259問】
幕末、金福寺に入って尼僧となった村山たか女は、誰の寵愛を受けたか。

ア、 井伊直弼　　イ、桂小五郎　　ウ、坂本龍馬　　エ、近藤勇

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【第259問】

＜ 解答 ＞　　ア、井伊直弼

＜ 解説 ＞　　村山たか女は幕末、彦根藩の侍女となり、藩主の弟であった井伊直弼の寵愛を受けた。井伊直弼が大老となって行った 「 安政の大獄 」 の際には、京都で諜報活動を行っていたとされる。文久２ （ 1862 ） 年、勤皇の志士によって三条河原でさらし者となったが、助けられ、金福寺に入って尼僧として生涯を終えた。
桂小五郎の寵愛した芸者幾松はあまりにも有名。後に結婚した二人が住んだ場所は現在も、「 幾松 」 という料亭になっている。坂本龍馬の愛したお龍は、寺田屋で入浴中にいち早く追っ手を察知し、龍馬に伝えたため、龍馬は命拾いしたエピソードがある。その際に受けた傷を癒すため、薩摩藩の好意で、ふたりは九州へ渡る。これが日本初の新婚旅行ともされる。近藤勇の愛した女性は多い。ここでは代表的に、深雪太夫を挙げておく。（３級）

＜一言＞　活躍した英傑には、必ずといっていいほど支えた女性あり。これも歴史の面白いとことですね。