京つう

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2008年08月15日

第237問

【第237問】
狂言について、江戸時代、京流と称された流派はどれか。

ア、 和泉流  イ、大蔵流 ウ、鷺流  エ、南都禰宜流

↓ 解答はこちら

【第237問】

< 解答 >  ア、和泉流

< 解説 >  和泉流は慶長19 ( 1614 ) 年に山脇和泉元宜が、尾張徳川家に召抱えられ、野村又三郎、三宅藤九郎を傘下に流儀を確立した。禁裏への参勤を中心に京都で活動したため、京流と称された。
 また大蔵流鷺流は、江戸幕府に仕えて発展した。明治維新後は、幕府の没落とともに両家は衰退し、鷺流は流派としては断絶することとなった。変わって和泉流が江戸へ進出し、両家に変わって狂言界を席巻した。一方京都では江戸後期から、大蔵流の茂山家が、当時彦根藩主の井伊直弼に召抱えられたことがきっかけで台頭し、現在に至るまで 「 お豆腐狂言 」 の例えの通り、庶民的で親しみやすい狂言で人気を博している。南都禰宜流は、室町時代に神社に属して一派を成していたが、江戸時代に衰えて断絶した。(3級)


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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)芸術・文化
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