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【第156問】
千利休が自害した後、千家は息子であった千少庵が再興した。その小庵が構えた 「 湘南亭 」 という茶室はどこにあるか。

ア、 西芳寺　　イ、両足院　ウ、妙喜庵　　エ、黄梅院

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【第156問】

＜ 解答 ＞　　ア、西芳寺

＜ 解説 ＞　　千利休の後をついだ千小庵が構えた 「 湘南亭 」 は、西芳寺 （ 通称苔寺 ） にある。建仁寺の塔頭両足院には、織田有楽斎の茶室 「 如庵 」（ 国宝 ）の写しである 「 水月亭 」 がある。また妙喜庵には千利休の遺した国宝の茶室 「 待庵 」 がある。そしてその利休の師匠であった武野紹鷗の茶室 「 昨夢軒 」 があるのが大徳寺の黄梅院である。（２級）

＜一言＞　千家は、利休の孫にあたる千宗旦から三千家に分かれ、表千家の 「 不審菴 」、裏千家の 「 今日庵 」、武者小路千家の 「 官休庵 」 を覚えるのがまず基本である。