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2008年05月11日

第142問

【第142問】
相国寺の法堂の雲龍図を描いたのは誰か。

ア、 狩野光信  イ、堂本印象 ウ、狩野探幽  エ、加山又造

↓ 解答はこちら

【第142問】

< 解答 >  ア、狩野光信

< 解説 >  選択肢の全員が龍を描いている。相国寺の法堂雲龍図は 「 鳴き龍 」 と呼ばれ、中央部分で手をたたくと音が響き合って龍の鳴き声にも聞こえる。作者の狩野光信は狩野永徳の長男にあたり、織田信長や豊臣秀吉の依頼で多くの作品を手がけた。
 堂本印象は大正・昭和に活躍した画家で、立命館大学前に堂本印象美術館を残した。東福寺の法堂の雲龍図を手がけたほか、大徳寺、東寺、仁和寺、醍醐寺などの障壁画も制作した。狩野探幽といえば、江戸狩野派を築いた人物であるが、雲龍図としては妙心寺の法堂に構想三年筆五年と称される 「 八方にらみの龍 」 が名高い。加山又造は天龍寺の選佛堂に雲龍図を描いた。

<一言> 天龍寺の選佛堂には、それ以前は鈴木松年の描いた雲龍図があったが、老朽化したため新しく描かれた。その他、南禅寺の法堂の龍は今尾景三によって描かれた。

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Posted by きょうすけ at 00:47│Comments(0)神社・寺院
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