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2016年10月16日

第3267問

【第3267問】
幕末に皇位につき、江戸幕府への和宮降嫁などを実現した天皇は誰か。

ア、仁考天皇  イ、孝明天皇  ウ、後桜町天皇  エ、明治天皇

↓解答はこちら

【第3267問】

<解答>  イ、孝明天皇

<解説>  孝明天皇は、仁孝天皇の第4子として生まれ、第121代目の天皇となって幕末の政局の中心を担った。極度の外国人嫌いであったことから幕府に対して攘夷を要求し、実行させるために幕府の攘夷の条件であった和宮降嫁にも応じ、公武合体の象徴とした。その後も賀茂社や石清水八幡宮に行幸して攘夷を祈願するなど、その攘夷に対する意志が強いことから、倒幕を目指す尊王攘夷の志士から盟主として祀り上げられたが、天皇自身に倒幕の意志は全くなく、36歳の若さで突然の崩御は、公武合体を基本方針としていた幕府にとって大きな痛手となった。またその不自然な急死から、倒幕を狙う何者かによって暗殺されたという説も根強く残っている。
  明治天皇は孝明天皇の第2子で、急死した父の跡を継いで明治維新を迎えた。後桜町天皇は第117代天皇で、今上天皇までで最後の女性天皇となっている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(1)歴史・史跡
この記事へのコメント
問題文の回答であるアの仁考天皇の考は、孝の誤りです。
日本の場合、人名は徳目から付けることが多く、考という文字は使うことはありません。
Posted by big-bird at 2017年01月31日 08:25
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