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2016年10月07日

第3258問

【第3258問】
銀閣寺にある東求堂は何造の源流と考えられているか。

ア、流造  イ、祇園造  ウ、書院造  エ、寝殿造

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【第3258問】

<解答>  ウ、書院造 

<解説>  銀閣寺の東求堂は、阿弥陀三尊を本尊とする義政の持仏堂として文明18 ( 1486 ) 年に建てられ、銀閣ともに創建当時の遺構である。東求堂の名の由来は、法語の 「 東方の人、仏を念じて西方に生まれんことを求む 」 からとられたとされる。内部の同仁斎と呼ばれる四畳半の部屋は義政が書斎として使っていた部屋で、現存最古の座敷飾りとされる付書院 ( つけしょいん ) と違棚 ( ちがいだな ) があることから書院造の源流と称され、同時にお茶室の空間としても後年の手本とされた。
  神社建築の主流を占める流造の源流は上賀茂神社と下鴨神社の本殿とされ、祇園造は八坂神社の本殿独特のものであり、寝殿造は貴族の邸宅の典型的形とされるが現存せず、遺構としては御所や寺院仏閣建築の一部に残っている。(3級)


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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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