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2016年09月04日

第3226問

【第3226問】
東本願寺が所有する渉成園の中に造られたお茶室はどれか。

ア、縮遠亭  イ、松向軒  ウ、昨夢軒  エ、清漣亭

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【第3226問】

<解答>  ア、縮遠亭

<解説>  渉成園 ( しょうせいえん ) は、江戸時代の寛永18 ( 1641 ) 年、この地を三代将軍徳川家光が東本願寺に寄進し、飛び地境内として整備した。庭園は承応2 ( 1653 ) 年に石川丈山によって作庭され、全敷地の6分の1を占める広大な印月池 ( いんげつち ) をはじめとする頼山陽が選んだ十三景が広がる。建物は、大書院の閬風亭(ろうふうてい)や、漱枕居 ( そうちんきょ ) ・縮遠亭 ( しゅくえんてい ) ・代笠席 ( たいりつせき ) の3茶室のほか、仏堂にあたる園林堂 ( おんりんどう ) 、山門の役割をになう傍花閣 ( ぼうかかく ) などが点在する。以後、近世・近代を通じて門首の隠退所や外賓の接遇所として用いられた。
  松向軒 ( しょうこうけん ) は大徳寺の高桐院にある細川三斎好みの茶室であり、昨夢軒 ( さくむけん ) は大徳寺の黄梅院にある武野紹鷗好みの茶室であり、清漣亭 ( せいれんてい ) は等持院にある足利義政好みの茶室である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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