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【第3225問】
京都三熊野のひとつである熊野神社の境内にある銅像は誰か。

ア、牧野省三　　イ、尾上松之助　　ウ、西尾為治　　エ、津崎矩子

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【第3225問】

＜解答＞　 ウ、西尾為治　

＜解説＞　 西尾為治 （ にしおためはる ）　は八ッ橋を全国広めた最大の功労者といえる。本家八ツ橋西尾株式会社12代目の社長として、南座の緞帳や市電の花電車に入れてPRを図り、寺社や軍関係者にも普及を呼び掛けた。さらに出展したパリ万博でも、銀賞の栄誉に輝いた。そのことから、八ツ橋中興の祖と呼ばれている。銅像は平安京遷都1200年をきっかけに親族の手によって造られた。
　 日本映画の父と称される牧野省三 （ まきのしょうぞう ） の銅像は撮影所のあった等持院内に置かれ、 「 目玉の松ちゃん 」 の愛称で親しまれた二代目尾上松之助 （ おのえまつのすけ ） の銅像は下鴨神社の南側 （ 糺の森内 ） に置かれ、近衛家に仕えて幕末に活躍した津崎矩子 （ つざきのりこ ） の銅像は嵐山公園内に置かれている。（2級）