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2016年08月30日

第3221問

【第3221問】
退蔵院が所蔵する国宝 『 瓢鮎図 』 の作者は誰か。

ア、明兆  イ、明誉  ウ、如拙  エ、雪舟

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【第3221問】

<解答>  ウ、如拙  

<解説>  退蔵院が所蔵する 『 瓢鮎図 ( ひょうねんず ) 』 は、室町水墨画の先駆者・如拙 ( じょせつ ) の確証がある数少ない作品の一つであると同時に、日本の初期水墨画の代表作の一つである。つるつるの瓢箪でぬるぬるしたなまず ( 「 鮎 」 は 「 なまず 」 の古字 ) をどのように捕まえるかという、およそ不可能な問いかけを図示したもので、禅の公案を絵画化したものである。紙面の下半に絵があり、上半部には序文に続けて30名の禅僧による答えが書かれている。
  明兆は東福寺の画僧で、東福寺の 『 大涅槃図 』 を手掛けており、明誉は泉涌寺の 『 大涅槃図 』 を手掛けており、雪舟は水墨画の大成者とされ、 『 天橋立図 』 など国宝絵画をいくつも生み出した。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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