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【第3151問】
祇園祭の山の中で、「悪しう候山」と呼ばれている山はどこか。

ア、保昌山　　イ、郭巨山　　ウ、伯牙山　　エ、浄妙山

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【第3151問】

＜解答＞　 エ、浄妙山　　

＜解説＞　 浄妙山 （　じょうみょうやま ） は、平家物語の宇治川の橋合戦の場面にちなみ、一来法師が三井寺の僧兵・筒井浄妙の頭に手をついて 「 悪しう候、御免あれ 」 と叫びながら飛び越え、先陣を果たした一瞬の姿を表している。そのことから、別名が 「 悪しう候山 」 と呼ばれている。
　 保昌山 （ ほうしょうやま ） は、平井保昌が御所から梅を盗んだ故事から 「 花盗人山 （ はなぬすっとやま ） 」 、郭巨山 （　かっきょやま ） は、郭巨が山中で釜を掘り当てた故事から 「 釜堀山 （ かまほりやま ） 」 、伯牙山 （ はくがやま ） は、琴の名手である伯牙が友人の死を悲しんで琴を割ったことから 「 琴割山 （ ことわりやま ） 」 と呼ばれている。（2級）