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2016年06月11日

第3141問

【第3141問】
次のうち定朝様式をもつ阿弥陀如来を寺院はどこか。

ア、法界寺  イ、清凉寺  ウ、仁和寺(旧本尊)  エ、岩船寺

↓解答はこちら

【第3141問】

<解答>  ア、法界寺

<解説>  法界寺は永承6 ( 1051 )年、藤原北家にあたる日野家の菩提寺として日野資業 ( すけなり ) が薬師如来を祀る薬師堂を建立したことに始まる。阿弥陀堂にまつられている阿弥陀如来はふっくらとした穏やか表情をもち、八角九重の蓮華座の上に飛天光背 ( ひてんこうはい ) を背にして坐る。同時代に作られた平等院の阿弥陀如来に類似することから定朝様式を反映したものであり、見開きがすくない目や小ぶりな唇、光背の繊細で細やかな彫刻など女性的な雰囲気を持つこともこの仏像の特徴である。
  清凉寺の国宝の阿弥陀如来、仁和寺 ( 旧本尊 ) の国宝の阿弥陀如来、岩船寺の重文の阿弥陀如来は、すべて定朝の登場以前に造立されたものである。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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