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2016年05月27日

第3126問

【第3126問】
本尊の阿弥陀如来は 「 頷きの阿弥陀 」 と称される真如堂を開いたのはだれか。

ア、戒算  イ、増誉  ウ、鑑禎  エ、源算

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【第3126問】

<解答>  ア、戒算

<解説>  真如堂は、永観2 ( 984 ) 年比叡山の僧である戒算 ( かいさん ) が比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来を安置したのが始まりである。京都市内の何カ所かを転々としたのち、元禄6 ( 1693 ) 年に現在の旧地に再建された。本堂は享保2 ( 1717 ) 年の再建で、京都市内の天台宗本堂としては最大規模を誇っている。本尊の阿弥陀如来は 「 頷きの阿弥陀 」 と称されており、作者である慈覚大師が 「 比叡山にいる修行者を守護して下され 」 と祈ると首を横に振り、 「 では衆生、特に女性をお救い下され 」 と祈ると頷いた逸話から名がついた。
  白河上皇の熊野詣先達を務めた増誉 ( ぞうよ ) は聖護院を開き、鑑真の弟子である鑑禎 ( がんてい ) は鞍馬寺を開き、恵心僧都 ( 源信 ) の弟子である源算は善峯寺を開いた。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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